WHEELACTION書籍販売開始します。

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 この度、WAでは書籍販売をスタートしました。自転車屋でなぜ書籍販売なの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、そこに対する思いを少しだけ。。

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大きなきっかけは子供ができたこと。

この子が大きくなった頃、この地域はどんなだろう?そう想像した時に、地域に明るい要素は多くないように思います。お店の経営や色々な人との会話を通じてここ数年感じるのは購買行動を通した価値観の変化。

昔よりもコミュニケーションが減っているのかな?淡白な感じ。

お店に来られる方も、下調べバッチリで、何とかというブランドの何とかをください。とそんな感じで来店されます。そこで色々な話に展開して根掘り葉掘り聞いて本当にそれがベストなのか、または別のもっと良いであろう物があるのか、そんな所を考えながら店頭での接客をしています。しかし、一通りの接客の後で「ネットで聞いてきます」と言われることがやや増えました。目の前のプロの意見よりもネットの意見やユーチューバーブロガーの意見が大きいようで昔ながらの人と人のやりとりが「物を買う、売る際」の面白い部分と思っている自分としてはなんともな感じ。

話は変わって、この地域でも当たり前のようにネット通販が購買行動のある程度の部分に入ってきました。日用品、消耗品、書籍などネットで買えるものはたくさんあります。食品と違い鮮度に関係ないそれらを扱うお店は、影響を受けて僕が若い時代よりも目に見えて少なくなりました。書店もその一つのジャンルで今残っているのは大手チェーンの二軒と個人の所が一軒、チェーンのお店は売れてるものだけ置いているのがほとんどで、本を探して何時間もいる事はありません。

そうなってくると面白い(考えや意見)も目につくことも少なくなって行きます。

どちらも情報や考え方の入手経路が狭い方向に向かってしまい、色々な考えがあるから面白い部分という所から離れていってますね。田舎だから、人が少ないから面白い事にたどり着かない。それは避けたい。これが子供の世代まで続いて行くかもしれない事に危機感を覚えます。

ある本の中のインタビューで、「その街の書店の数が文化の度合いに反映される」とありました。書店が減っている今、色々な意見を聞ける、見える方法の一つとして書籍を使いたい。

書籍販売を通して地域での多様性をもう少し意識してもらいたい、それが書籍販売に繋がった理由です。
 WAで扱う書籍は人が主役な書籍が多いです。人が何を考え、行動したか。「つまり人を大事にする事を価値観として」広げたい。それが地域が(大きな意味で)衰退していかないようにする一つの仕掛けでもあると考えます。地域が閉じていかない事、外の意見を見る事、色々な事に触れる事、それがつまり、地域が踏ん張る事にもつながる。そして面白い自転車の遊び方につながる。そう信じています。

キーワード「ローカルファースト」「多様性」「エコーチャンバー」「地域」「自転車」

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