オールユアーズ47都道府県ツアーイベントへ

オールユアーズ 木村まさしさん、川東履物商店 川東むねときさん

毎日着たくなるジャケット&パンツ。出張用に欲しい!!

会場のうのまち珈琲奈良店にて

うのまち珈琲店。お洒落なお店でした。また店員さんも応対がパーフェクト。

展示会出張の隙間時間に

オールユアーズさんの毎日着たくなるジャケット&パンツ試着ツアー&トークイベントに行ってきました。

トークイベントの前半は履物屋さん川東むねときさんのヘップサンダルについてのお話で、ファッションに明るくない私でもヘップサンダル=どんな感じのものというのがしっかり心に刻まれました。

そして、後半にかけてオールユアーズ木村さんとのお二人、そして来場者のやりとりを聞いていくと、お店を運営している者としてウンウンと首を縦にふるような事ばかり。

特に印象的だったのは

「今、アマゾンでほぼいろんな物が買える時代だから「あいつから買いたいな」って思ってもらえる関係性が大事」

という言葉。

ここ10年位のインターネットが生活に浸透してきてからの購買行動の変化で

僕も店舗での接客の中で「アマゾンが〜、メルカリが〜、」っていう言葉は飽きるほど聞いていて、店舗で販売している事の値打ち、セレクトの理由などもしっかりと意識しながら運営しているのにそこの価値が軽んじられているような反応などもあったりで浮いたり沈んだりしながらの気持ちでいる事が多かったんです。

でも、この言葉を聞いたときに関係性を持てているお客様との事を思い返すと、結局さっきの「アマゾンが〜」なお客様と長く良い関係を持てていない事も理解できた。

オールユアーズ的な共犯者、つまり理解者を増やす事がお店の価値を維持していくのだなあと。それは当たり前な考え方ではあるんだけれども、メジャー志向ではなく、ニッチ×ニッチな世の中にインターネットによって趣向が変わった事で、「あなたのために」という部分がより強くなるんだなあと感じました。

世界が広がっていった初期のインターネットが今はニッチに向かい、クラウドファンディングで強くなったブランドがリアルなツアーで全国を回る。価値観や見方がめまぐるしく変わる現代でも、面白い事というのは人と人の関係性から生まれるという普遍性に改めて気がついた気がしました。

だからこそ地域の中だけでとどまっていけない。

ちなみに、オールユアーズの47都道府県ツアー

新宮・紀南地方へ来てもらおうと現在企画中です。

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自転車と地域と文化と。

先日の営業中、全日本トラック帰りにレーサーのゴンちゃんが寄ってくれて色々話し込みました。まずは250mバンクの事、私もバンク走行は好きなのですが250バンクは国内でも伊豆のみで、流石にそこまでよっぽどの事がないと行けないので、そのレース内容含めてその体験談を聞くだけでも面白い。やはり250バンクはバンク角がキツイらしい。ハロンのかけおろしもちょっと怖いみたいでした。

さてさて、ゴンちゃんと言えば、同じ和歌山サイクルプロジェクト(WCP)で活動している同胞。和歌山県に自転車文化を作ろうと考える仲間です。

その彼の通勤路でもあるサイクリングロードが先日の台風被害により木や土砂が一杯な危険な状態で彼がWCPを通して呼び掛けしてクリーン活動を行いました。40名が集まり、無事に該当区間が綺麗になったとの事でした。企業や行政の後ろ盾のない民間団体からの声でこういったボランティア活動が持ち上がり、実現できるあたりに和歌山紀北地域の自転車の浸透度・文化度が見えた気がしました。また、しっかりと走れる選手が声を上げる所が素敵です。
私もなかなか同じ活動に参加できずともこのWCPメンバーとして所属している理由としては
みんながそれぞれの自転車感覚を持ち地域に自転車文化を根付かそうと常に意見を交わしながら活動を実現できているところが理由で、行政マンや会社員、MC、自転車レーサーなど多岐にわたる職業の方で構成されて自転車屋さんも私も含め2名ほど在籍しています。基本的にこういった社会活動やイベントなどは特定の自転車ショップだけが絡むと商売上の理由などで地域全体に活動が展開しにくく、それは活動に対して反応してくれる層を減らす事を意味します。そういった部分でも、もうひとかたの自転車ショップさんも私もお店としてではなく、一個人として活動に参加していて、生業にしている側からの意見も、一愛好家としての意見も出しフラットな目線でみる事でより良い自転車文化を作る支えとなれるよう頑張っています。

これまでWCPが行ったイベントとしては

  • サイクリストカフェ
  • 0−150GAME
  • きのくに自転車スポーツクラブ
  • 関西シクロクロス和歌山マリーナシティ
  • サイクルラック作成ワークショップ
  • サイクルフォトコンテスト和歌山大学サイクリングクラブと共同活動

実績としては以上ですが、まだまだアイデアは沢山でこれから何が実現できるかが楽しみです。

さて、ここからは個人的な考えになります。自転車が文化として認められるラインというのはどこからなのか?私は関連以外の経済活動が動いているかという所が基準になると考えています。 例えば自転車イベントを開催したとして、参加者が直接的に必要な宿泊、飲食、自転車関連の動きが発生するのは当たり前の話でして、そこ以外の部分にどれだけお金が流れるか、イベント以外の日常的な部分では自転車愛好者が発生させる消費が目に見えて分かりやすいか。
紀北だけでも自転車愛好者御用達のパン屋さん、カフェ、ジェラート屋さん、バー、居酒屋、など沢山存在します。
そこは自転車愛好者を「受け入れる」事が存在します。受け入れざるを得ないくらいの愛好者の来訪が地域を変え、経済活動も発生させようやく自転車の地域として見られます。圧倒的な数が存在する上で目に見えてくる「多様性」こそが文化だと私は考えます。
そのためにはレーサーもレーサーでない人も、ポタリストも、街乗りライダーも、通勤ライダーもオフローダーも、ありとあらゆる自転車人が地域に現れる事が必要です。
そういう点で考えると、人口の多い、東京、大阪、京都、名古屋、特に東海地方はジャンルにとらわれないイベントが盛んですし、またクロスオーバーしながら多ジャンルを楽しむ愛好者の数が多いように思います。「多様性」の中でそれぞれのジャンルを考え出来上がっていくものそれが「文化」ではないかと。多様性のない盛り上がりはただのガラパゴス化ではないだろうか。

面白い自転車を実現できるように私は頑張りたい。